もくじ
はじめに
私の知人でもあります石川さん(仮名20代女性)の仕事の内容です。
高校生のころに、病院に行って対人恐怖症を自覚したのです。
対人恐怖症と仕事は辛いことが多いですよね。
それでも、職場の皆さんが理解をしてくださいますと良いです。
それでは石川さんの体験を、耳を澄まして聞いてみましょう。
将来に向けてやはり働くことは必要不可欠です
私は高校生のころに、病院に行って対人恐怖症であることがわかりました。
何とか高校を卒業したものの、将来に向けてやはり働くことは必要不可欠であり、どのような仕事につけばよいのか、また本当に仕事を続けられるのかとても悩みました。
高校卒業するころには、私は治療によって比較的安定して日常生活が問題なく送ることができていたので、自分が頑張れば仕事はできるだろうと思っていました。
これまで経過を見てきた中で、私がつらいと感じてしまうのが、人が多くいるところや、電話などのコミュニケーションの頻度が多い時であることが分かっていました。
そこでできる限り少人数で働ける職場、電話などがそれほど多くないところを選びました。
高校三年生の時に、私も就職活動を始めた
高校三年生の時に、私も就職活動を始めました。
自宅から比較的近いところに、小規模な会社の事務作業を募集しているところがあったので、そこで面接を受けました。
私は勇気を出して、面接のときに対人恐怖症であることを話したのです。
面接をしてくれた社長は、私がしっかりと受け答えができているのを見て、気にすることないといって採用してくれました。
それはとてもありがたかったです。
その言葉に私はとても救われ、この会社で頑張っていこうと決めたのです。
そうして高校卒業し、翌月の四月から私は社会人として仕事を始めることになりました。
今の私の仕事は主に事務作業がほとんどで、時々お客様の対応に当たったり、電話の受け答えもします。
一番辛い点は、やはり初めて来たお客様の対応したり、電話の対応です
私が入社した時に、社長がほかの社員の人たちに、私が対人恐怖症で治療中であることを伝えてくれました。
みんなやさしい人たちばかりで、優しく丁寧に接してくれたり、つらかったら助けるからと言ってくれたのが本当に心強かったです。
私ができるだけ早く職場になじめるようにと、無理のない程度に話しかけてくれたり食事に誘ってくれたりと、その優しさが本当にうれしく思いました。
日によってやはり症状が強く出てしまうことがありますが、その場合には周りの人たちが私の様子を見て察してくれて、電話が来たら代わりに対応してくれたり、来客の際にもかわってくれたりします。
対人恐怖症を伝えなくても察してくれるので本当にありがたいです
それらを私から伝えなくても察してくれるので本当にありがたいです。
私は対人恐怖症でも仕事を続けていられるのは、周りの人たちのおかげだと本当に日々感謝しています。
その日によって出来ないこともありますが、私なりにできることを精いっぱい頑張りたいと思っています。
そして、周りの人たちに感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。
まとめ
・高校生のころに、病院に行って対人恐怖症を自覚
・将来に向けてやはり働くことは必要不可欠
・勇気を出して、面接のときに対人恐怖症であることを話した
・一番辛い点は、やはり初めて来たお客様の対応したり、電話の対応
・伝えなくても察してくれるので本当にありがたいです
・私なりにできることを精いっぱい頑張りたいと思っています
・周りの人たちに感謝の気持ちを伝えていきたいと思います
以上です。