対人恐怖症

対人恐怖症(社交不安症)

地方は訛りがきつくて馴染めない

体験談

次に紹介します方は、元は社交的な性格で人づきあいが上手かった人なのですが、地方への転勤が引き金となった恐怖症体験談になります。

とても辛かったことと思います。

それでも、大丈夫でしょう。

精神科に通って治療されていたのです。

精神科の治療は、薬物療法が基本になります。

服薬は、少なからず副作用がでるので、途中でやめてしまうケースもあるみたいですが、医師の指示に従って服薬することを、私からも強くお勧めしたいです。

こちらの方は、転勤がきっかけで発症したようですが、今は本社勤務となっているので順調に回復されることを祈っています。

では、事例を紹介します。

社交的だった

学生時代は周りと比べて社交的な方で、自分の方から誘ったり誘われなくても積極的に人付き合いが好きなので出かけていました。

ともかく人とのコミュニケーションが得意だったので、大学卒業後の就職先も接客関係の仕事をしていました。

入社直後は職場の上司と同僚との関係は良好で、何の問題も無く楽しく働いていました。

そんな私に転機が訪れたのは、別の地域の支社に転勤してからです。

転機は地方への転勤

生まれてからこれまでずっと同じ地域に住んでいたので、方言なしの標準語を話していました。

ところが転勤先の方言はかなり訛りがきつくてどうしても馴染めませんでした。

また転勤先の上司や同僚ともに、自身との相性が悪くて、すごく居心地の悪い職場だったと思います。

そこで私は仕事ができる事をアピールすれば、周りも自分を受け入れてくれると思って一生懸命働いて業績を上げました。

だけどかえって頑張っている私を目障りだと思ったのか、転勤先の上司と同僚と部下もが一緒になって職場のイジメが始まりました。

初めのころは転勤が終わって本社に戻るまでだと思って我慢していました。

その頃からですが、少しずつ対人恐怖症の辛い症状が出始めました。

私の恐怖の対象は、転勤先の職場にいる全ての人です。

いつものように出社しようとすると、手足が震えたり、めまいや動悸や発汗の症状がでてとても辛く困りました。

職場に近づくにつれてその症状が酷くなって、職場に入ると心臓の鼓動が高まって、耳からバクバクとなる心臓の鼓動の音しか聞こえないほどでかなり辛かったです。

ネットで検索したら

どうすればこの症状を抑える事ができるかを、誰にも相談できずに悩んでいたのですが、ある時ネットで検索したら同じような悩みを抱えている人が精神科に相談して改善したと書かれていたのを発見しました。

そこで私も受診することに決めました。

今まで誰にも相談できなかった悩みを精神科の医師に聞いてもらえ、だいぶ気持ちが楽になりました。

客観的に今の対人恐怖症を発症している原因を自分で考えてみました。そして、職場の上司や同僚との付き合い方を見直すきっかけになりました。

担当の精神科医とのカウンセリングだけでなく、対人恐怖症の症状を抑えるための抗不安薬も処方してくれました。

どうしようも無くなった時に飲んで下さいと言われたので、実際には副作用が怖くて飲みませんでしたが、いつでも対人恐怖症の辛い症状から解放してくれる薬を持っているだけで、精神的にかなり安心感があったのは事実です。

それから数年間は、カウンセリングを受けながらなんとか仕事を辞めずに堪えることができました。

本社に戻った

数年後に転勤先から本社に戻れる事になり、本社に戻ってからは今までの対人恐怖症が嘘だったかのように、辛い症状がなくなりました。

以上です。

 

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