もくじ
はじめに
次に紹介します岡本さん(仮名)は、大学生のころ人前にでると症状が現れたそうです。
でも、大丈夫でしょう。
こちらのかたは、まず鏡で笑顔の練習から始めたそうです。
すごいですね。
その実行力がです。
では、事例を紹介します。
対人恐怖症の大学生時代だった
私は特に病院に行ったわけではないのですが、対人恐怖症だったように思います。
私の恐怖の対象は人前での発言やスピーチです。
症状が初めて現れたのは、大学生のころでした。
大学生のころに、授業で講師に音読をするように言われたのですが、その時に強い緊張を感じ、心臓がバクバクし、音読を始めたものの、声が震えて全くうまく読めなかったのです。
初対面の人に会ったり、大勢の人の前でスピーチをすることは、だれもが緊張することかもしれませんが、私はその不安にとらわれ過ぎてしまったのか、それ以後人前でスピーチや発言をする際には、手が震えたり声が震えて全くうまくできなくなりました。
治したいと悶々と悶え苦しむ
私はできればこの症状を治したいと思いました。
いろいろと調べますとこの対人恐怖症は、実は日本人には非常に多い病気であることがわかりました。
その原因としては、人から変に思われるのではないか、嫌われたどうしようなどといった人間関係の不安から起こると考えられているようです。
日本人である私は自分の意見を言った時に、人からどう見られているのかを非常に気にしてしまいます。
これが対人恐怖症に該当するということがわかりました。
スピーチ恐怖症で頭の中が真っ白になってしまう
そして対人恐怖症の中でも、訴える人が最も多いのがスピーチ恐怖と呼ばれるものでした。
会議やパーティーなどのような、人前でスピーチをする際には、頭が真っ白になって声が出なくなってしまったり、不安で声が震えて強いプレッシャーを感じるなどのような症状です。
つまり私の症状にぴったりと合っていたのです。
大学生の時にはこれから社会人になって大人になってこのような状態ではうまく社会に適応できないと感じとても不安になりました。
またどうすれば克服できるのか、その付き合い方を考えるようになりました。
鏡に向かって笑顔の練習をしたよ
そして私が克服するために行ったことは、まず第一に鏡で毎日笑顔の練習をすることです。
緊張すると顔がこわばってしまうので、鏡に向って笑う練習をしました。
日頃から笑わなければ表情筋がかたくなってしまい、自分では笑っているつもりでも、場合によっては表情に表れていないかもしれません。
トイレから出て手を洗う時、メイクをする時には、鏡を見たら笑顔の練習を心掛けました。
そしてあいさつを自分から積極的にするように心がけました。
これによって、自分からリラックスした雰囲気を作り出す練習になりました。
緊張した時には腹式呼吸を取れていました。
深く呼吸をして整えることによって、リラックスにつながったように思います。
緊張したときはアロマセラピーの癒しを
また緊張した時には掌にあるつぼを刺激し、大好きなローズの香りを持ち歩きアロマセラピーの力も借りました。
これにより少しずつ症状も薄れ、自分に自信が持てるようになってきました。
まとめ
・症状が初めて現れたのは、大学生のころ
・私の恐怖の対象は人前での発言やスピーチ
・人前でスピーチをする際には、頭が真っ白になって声が出なくなる
・鏡に向って笑う練習をしました
・自分からリラックスした雰囲気を作り出す練習になる
・あいさつを自分から積極的にする
・少しずつ症状も薄れ、自分に自信が持てるようになってきました。
以上です。