日常の生活空間とまったく異なった田舎へ移住

視線恐怖と赤面恐怖の両方あった

次に紹介します方は、30歳ころに自覚症状が現れました。

視線恐怖と赤面恐怖の両方あったようです。

軽度の対人恐怖という診断が目を引きます。

でも、大丈夫でしょう。

精神科に通って治療されているのです。

精神科の治療は、薬物療法が基本になります。

加えて精神療法も受けているので、時間をかけて回復されることを祈っています。

東京から北海道の地方へ移住するという決断力が素晴らしいと思います。

順調に回復されることを祈っています。

では、事例を紹介します。

営業担当として働いていましたが

もしかしたら私は対人恐怖症なのかと思い始めたのは30歳の頃でした。

当時、東京の新宿にある大手企業で営業担当として働いていましたが、ある時から訪問先に出向くとものすごく気持ちが落ち込み、訪問先にお邪魔するまでに時間がかかるようになってしまいました。

そして、訪問先で相手の担当者と商談を始めると急に体が熱くなるような感じになり、自分でもはっきり分かるほど顔が赤くなってしまいます。(赤面恐怖)

その時は単純に仕事のストレスによるやる気の低下かな、と思い、あまり気にしないようにしていましたが、徐々に商談自体もスムーズに運ばないようになってしまいました。

具体的には、自分ではこういう風に説明したいのに、話しているうちに自分で何を言っているか分からなくなり、相手が興味を失ってしまうというものです。

そのうちに営業のために外出はしても積極的に営業先に出向かなくなるようになってしまいましたが、勤めていた会社はノルマ制ではなかったため特に問題視されることはありませんでした。

心療内科で受診しました

しかし、そのうちに朝起きると胃痛や頭痛を起こすようになり、通勤電車に乗るもの苦痛になってしまったため、どうすればよいか不安になり初めて心療内科を受診しました。

上手くこの状況を伝えられるか不安だったのでメモを持って行きましたが、これが幸いして今の状態を理解してもらえましたが、その時は特に対人恐怖症という診断は下されず、症状との付き合い方として不安感がある時は無理して人に合わないようにとのアドバイスを受けました。

セカンドオピニオン

ところが、一向に事態は改善される気配もなく、別の病院を受診したところ、カウンセリングと検査の結果軽度の対人恐怖症とのことで、私の恐怖の対象は「目」であることを教えてもらいました。

そういえば大勢でいる場合には不安感はさほど感じなかったのに、少人数になると心臓の鼓動が激しくなることが多かったような気もしますし、交差点などで信号が変わり人が歩き始めると、向かってくる人の目が全て自分に向いているような恐怖感を覚えたこともあります。(視線恐怖)

【言葉の意味】セカンドオピニオン

はじめの医師の診断の後に、別の医師にも意見を求めること。

田舎へ移住を決断した

医師からはカウンセリングと薬物での治療を勧められ半年ほど続けた結果、少しずつ気持ちが軽くなっていくのを感じられるようになり治療は終了しましたが、治療後に思い切って都会を離れ地方に移住することにしました。

現在は北海道の田舎町で小さな企業に勤めていますが、自然が多く時間に余裕もできたせいか、人と会っても辛いことはありません。

治療の効果ももちろんですが、環境を替えたことが大きかったと自分では思っています。

以上です。

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